「日本人は論理的でなくていい」山本 尚さん 

読書
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BSフジのプライムニュースで櫻井よしこさんという方が「この本が面白い」と付箋だらけのこの本を出番組で紹介していたため購入。櫻井さんは本の帯に載っている女性の方です。

この人はニュースのコメンテーターなのですがかなり衝撃的なことを普通にテレビで言います笑

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内容

 さて、この本なのですが日本人に対して文句を言っている本ではありません。むしろ逆に称賛していると言ってもいい内容です。

みなさんも知ってるノーベル賞。実はこの受賞者にはある共通点があり、その共通点こそ日本人が持っているマインドだそうです。

では具体的にどのようなことか?

 アメリカ人は外向的で日本人は内向的であるということは一度は聞いたことがあると思います。そして、それに加えて日本人はフィーリングでモノを考える傾向があり、論理的思考があまり得意ではないようです。逆にアメリカ人は論理的にものを考えるのが得意にある傾向にあるみたいです。

これには、文化的な背景があり、一つ例を挙げると昔の裁判制度です。アメリカの場合はしっかりと基準がありそれを基づいて裁いていましたが、日本では『道理』で裁く時代が長くありました。

恐ろしい時代があったんですね笑

そして、剣道、柔道、花道、茶道なども、言葉で説明というよりは形から入る文化があります。この本では「弓と禅」という本を具体例に出されています。

この本はドイツの哲学者が日本に留学し、弓の達人のもとに弟子入りし、弓道を学んでいく実話です。そこで師範は彼に弓のやり方を言葉では指導しません。簡単に言うとフィーリングや抽象的なことを伝えるのみです。

この本は今度紹介します。

これらからわかるように私たちは説明と言うよりは感じることに慣れているのかもしれません。そして、このフィーリングこそがノーベル賞受賞者に共通してある特性のようです。 

また、この本ではクリエイティブであるには、『課題を見つける力』が必要だと言っています。苦手な人が多いのではないでしょうか。学校教育では与えられた課題を早く解くことが訓練されていますが、課題を見つけることはあまりできていないような、、、

自分で課題を見つけるのってかなり難しい。飛び抜けた才能がある人はここが輝いているようです。なかなか学校のテストでは測りにくいものらしいです。

ちなみにですが、昔中国で行われていた科挙は、天才発掘制度としては最高のモノでした。課題が試験官から出され、受験者は個室の中で何日も答えを考えます。1人1人答えは違います。それを学識のある方が審査をして天才を見つけるものでした。しかし、想像できる通りこれには膨大な時間と労力がかかります。

まとめの部分では片方だけではなく、やはり両方の面を持っていた方がいいとあります。

この事実は、最近アメリカの人が瞑想にハマっていたり、スティーブ・ジョブズが禅に大きく興味を示していたことを見てもわかるでしょう。

クリエイティブになるには、日本人的なフィーリングが必要なんですね。目から鱗ですね。

逆に日本では『論理的に考える』ことの大切さが説かれています。なんだか、アメリカを真似しているのにアメリカは日本を取り入れているのを見ると、日本の文化も大事にしないとなと思わされました。 

かなり面白いです!日本の大学制度や、この人のクレイジーな生き方、そして一番面白かったのは、山本さんが研究者生活で会ってきたぶっ飛んだ性格の学者たちです。山本さんは学者として留学することが何度もあり、何度も異文化に触れている経験豊富な方です。

かなり面白い笑 もう一回読みたいです笑。

櫻井よしこさんの書籍もかなり勉強になります。今度紹介します。

気になる方は是非!😄

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