アンデシュ・ハンセン 「スマホ脳」まとめ記事

読書
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今回はアンデシュ・ハンセンのスマホ脳を読んだのでまとめ記事を書きます。

現在、スマホは私たちの生活に欠かせない物になっています。私もこの本を読む前は依存症のように使っていましたが考え方が変わりました。

書きたいことは沢山あるのですが、個人的に気になったところをピックアップしていきます!

結論から言うと、スマホの時間を制限して運動をしろ!と言うことです。

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人間の脳は進化していない

テクノロジーは進化しましたが人間の脳は1万年くらい進化していません。

なのでテクノロジーに対応できていないのです。

私たち人間にとって適度なストレスは集中力を高めたりしますが、長期にわたるストレスは鬱につながることもあります。

スマホを使いすぎることで長期にわたるストレスが溜まり、精神疾患患者が増えたというデータもあるそうです。

なぜスマホに依存するのか

原因はドーパミンにあります。いわゆる脳の報酬系とも呼ばれます。

ドーパミンは空腹時に食べ物をみたり、新しく何かを知ったときに出るものです。

報酬系システムを激しく作動させるものは、お金、食べ物、承認欲求、性的なもの、などです。

私の推測ですが、新しく何かを買うときって買うときに一番ワクワクするけど、買ったら何だか冷めてしまうことありませんか?

これも新しいものを求める時に出るドーパミンのせいかもしれませね。

つまり、スマホを使ってSNSでいいねを貰う、新しい情報を手に入れる、通知オンがなり何か良い知らせがありそうなど、スマホにはドーパミンが出る仕掛けがたくさんされています。

余談ですが、ドーパミンが一番出るのは期待している時だそうです。パチンコ、スロットもその仕掛けがされていますよね。また、SNSのアプリをタップして開かれるまでにタイムラグがあるのにもこの理由があるようです。

全然知らずに使ってた😭

使いすぎると鬱傾向に、、、対処法は?

スマホを使いすぎる傾向のある人は精神疾患になる率が高いという実験結果があるようです。

この対処法が「睡眠」「運動」「人付き合い」です。

スマホを使いすぎると、時間が奪われます。故にこれらの3つが出来ずに精神的に参ってしまうということになるようです。

ハンセンさんがいうには短くてもいいので運動が最適であるようです。

ウォーキングも効果的ですよ!

最近流行りのマルチタスクの正体は?

結論から言うと逆に効率が悪いです。

実際にスーパーマルチタスカーと呼ばれる人は人口に1〜2%ほどいるようですが、かなり稀と言うことがわかります。

マルチタスクとは、2つの作業を同時にこなしているのありません。

2つの作業の間で集中の対象を変えているだけです。なので行ったり来たりしている間に作業効率は落ちています

面白いことに脳はマルチタスクを好むようです。

理由としてはサバンナ時代、人間は1つのことに没頭しすぎると死ぬ可能性があったかからです。

危険からいつでも逃げることができるように脳はマルチタスクを好みます。

マルチタスクをすることで起きるもう1つの弊害は、記憶が間違った場所に入ってしまうことです。

事実や経験に関する記憶は海馬という場所に保存されます。

そして自転車に乗るなど技術に関することは線条体というところに保管されます。

マルチタスクをすることで間違ったところに記憶が保存され適切に取り出すことができなくなります

まとめ

以上が、スマホ脳のまとめです。

スマホは便利だけど使いすぎると脳や精神に影響が出るので使用は制限した方が良いということです。

まだ実験が継続中であったり、テクノロジーが継続して進化していることを考えると控えることが妥当に思えますね。

スマホを無視するという行為は能動的でエネルギーを使う作業になります。

なので違う部屋に置く、スクリーンタイムを管理する、スマホでなくていいものは違うものを使うなど強制的に環境を作ることが大切かなと思います

最後まで読んでくれてありがとうございます!!

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