学生や大人でも「なぜも学ぶのか」という問いに答えられる人は少ないのではないでしょうか?
私もその一人でした。今回は出口治明さんの著書「なぜ学ぶのか?」を読み、私なりにポイントだなと思ったところを紹介していきます!
結論は、「人生をより面白く生きるため」「選択肢を増やす」「常識を疑うため」です。
何歳になっても学ぶことはできる
ファッション業界で有名なココ・シャネルさんが以下のような言葉を残しています。
「私のような学校も出てない歳をとった無能な女でも、まだ道端に咲いている花の名前1つぐらいなは覚えることはできる。1つの名前を知れば世界の謎が1つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ人生は楽しく、生きることは素晴らしい。」
これを読めば、学ぶことはもう遅い、と感じることはないでしょう。
教科書を読んだり、資格を取ることだけが勉強ではありません。
今ではスマホを使えばわからないことはすぐに知ることができます。
毎日、日々の謎を好奇心に従って解いていけばより良い人生を過ごせると思います!
選択肢が増える
学ぶことで選択肢を増やすことができます。
例えば、あなたがスキー場に行ったときにスキーが上手なら「滑る」 or 「見る」の2択です。
でも、スキーができない人は「見る」の1択しかありません。
皆さんはどちらがいいですか??
一流の人ほど型を学ぶ
自分のオリジナリィーのみを追求することは時に回り道になることになります。
一流ほど型を学び、そこから自分の味を出していいきます。
ピカソもユニークな絵ばかりではなく、元々はデッサンなど所謂、普通の絵を描いている時期があったそうです。
まずは型を学ぶ。そして一流から型を学ぶことで最速でいいものを得ることができます。
興味のあるものを20代で学ぶ
学校の教科をバランスよく点数をとるよりも自分の好きなことを追求することで尖った存在になることができます。
宇宙が好きなら宇宙を追求し、バスケが好きならバスケットを学び続ければいいのです。
もし興味のあるもの、好きなものがわからない人はSteve Jobsが言うように「見つかるまで止まることなく探すこと」が重要です。
走り続けていれば、いつか何かが見つかります。そして見つかったらそれを深く学んでいくことで社会に変革を起こせる存在になることができます!
空気を読まない
日本では転職ってなかなかハードルが高いですよね
「石の上にも3年」って誰もが聞いたことがある言葉ですよね
置かれた環境で咲くことができそうになければ、そこから抜け出して別のところで咲くことができるようにすればいいと出口さんは言っています。
私も賛成です。人間には足があるので花と違って移動することができます。環境がダメで自分が潰れたら元も子もありません。
伊勢津藩の初代藩主である藤堂高虎は「武士たる者、仕える君主を最低7回くらいは変えなければ立派な武士とは言えない」と言葉を残しています。
様々な上司のところで学ぶことで色々な見識が身につくと考えれば理にかなています。
また空気を読まないに関して言えば他の例もあります。
ノーベル賞劇作家のバーナード・ショーは「分別のある人間は自分を世界に合わせようとする。分別のない人間は世界を自分に合わせようとする。したがって全ての進歩は分別のない人間によってもたらされる。」
なかなか鋭いですよね
諦める=何でもできる
努力すれば必ずうまくいくと言うのはウソです。このような根性論が根付いているので日本人の自己肯定感は低いと出口さんは分析しています。
もし、うまくいかない時に他のものに挑戦することができれば可能性は無限に広がります。
出口さんは陸上をやっていましたが、途中で才能がないことに気づきやめたそうです。
諦めることで、その他に広がる自分の可能性を発見できると言うのは大きな学ぶですよね
うまくいかなかったら次に行きましょう!
変化を恐れずに挑戦できた人が成功できる
まとめ
以上が「なぜ学ぶのか」のまとめです。学ぶことで可能性が広がることがわかったと思います!
もし子ども達に「なぜ勉強するの?」と聞かれたらこれらのうちの1つでも提示できれば説得力があると思います!
皆さんも学び続けてください!
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!!
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