【短時間で成果を出す】選手主体の時短練習で花園へ まとめ

読書
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kindle unlimited でなかなか興味深い本を見つけましたよ!

練習週3回、夏90分、冬60分の練習時間で花園へ出場している静岡聖光学院について書かれたものです。

残業、長時間労働が規制される中で学校の部活動でもその動きがあるようですね!

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佐々木陽平先生

ここで作者である佐々木先生について書いていきます。

佐々木先生は北海道出身で高校からラグビーを始めました。

そこからラグビーに熱中し、北海道教育大学を卒業後は、バイトをしながらラグビーの社会人チームに参加するほどラグビーが大好きな方です。

教員採用試験と社会人ラグビーの大会の日程が重なり、ラグビーの大会を優先したという逸話もあります笑

選手主体のチーム

静岡聖光学院が短時間で成果を出せるのには理由があります。

まず、チームの方針としてボトムアップを採用していることです。

これは、トップダウンの反対で監督やトップの人が指示を出して聞かせるのではなく、選手が主体となって決定し、行動することを優先しているということです。

練習は試合形式のものが多く、休憩時間には選手同士でミーティングをさせます。

3S活動

聖光学院では3S活動「整理、整頓、整頓」を選手で徹底して行うことです。

この活動の意図は、「自分で仕事をみつける」「コート外でどのように動くか」というところにあります。

また練習道具も整頓されているので、すぐに出すことができ時短にも繋がりそうですね。

自主性が育ちそうだね

試合のアップは必要なものだけ

試合前のウォーミングアップでは、試合の動きに直結するものだけをするので長々と行いません。

このように聖光学院では「なんとなく」を排除することで効率よく成果を出すことができています。

チームの文化が自然に形成

佐々木先生は選手に選択させることを大切にしています。

例えば、荷物が綺麗に整頓されているチームがあり、「お前たちもやれ!」ではなく、その整頓された様子を写真に撮り選手に見せます。

「こんなチームがあるけど、君たちはどうする?」のように選択させます。

強制されないことで、選手が自主的に行います。

これがチームの文化になっていくようです。

高校生の力はすごい!

佐々木先生は自分より優れた指導者がいれば招いてコーチをしてもらいます。

彼は環境を整えてあげることが大切だと言っています。

考えることができる選手のところへ一流の指導者が来ることでいい化学反応が起きそうですね。

選手のハイライト動画を作る

練習が週に3回なので、佐々木先生には本業である英語の授業準備をする時間が確保することができるようになったそうです。

また、選手のプレー動画を編集しいいプレーのハイライト集を作り選手のモチベーションを上げたり、フィードバックを行っています。

これも時短練習で余裕があるからこそできることですね。

私の学生の頃と全然違う笑

放任しているわけではない

「選手に任せる」というと放任しているように聞こえますがそうではありません。

佐々木監督はハーフタイムでも選手の中心に立ち指示を出したりせずに選手にミーティングを任せたりもします。

ただ、佐々木先生やボトムアップを採用する監督はかなり勉強しています

知識があるので選手から質問があった際には教えることができます。

タイミングが大事です。タイミングが合うと

乾いたスポンジに水を与えるように選手たちは吸収していきます。

まとめ

私はスポーツの指導をしたことはありませんが、この方法は部活以外でも使えるように感じました。

仕事も短時間で成果を残すことが求められていますね!

是非、この本を読んで成果を一緒に出してきましょう!!

キーワードは「自主性」です。

最後まで読んでくれてありがとうございます!


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