その英語、本当に通じてる?
「I’m fine, thank you. And you?」
中学校で最初に習うフレーズですが、実はネイティブはこの表現をあまり使いません。
ネイティブはこんな風に返答することが多いようです!
- Not too bad. How about yourself?
- I’m doing well, thanks!
- Pretty good. And you?
学校英語は文法や単語を学ぶには役立ちますが、ネイティブが日常的に使う自然な表現とはズレがあるのが現実です。
海外ドラマや映画を見ていて「え、そんな言い方するの!?」と驚いた経験、ありませんか?
本記事では、ネイティブが実際に使う自然な表現を習得するための学習法や、おすすめの教材を紹介します。TOEICや英検だけではカバーしきれない“本物の英語力”を身につけたい方にぴったりの内容です。
なぜネイティブの表現を学ぶ必要があるのか?
実際の会話では「教科書英語」は通じにくい
たとえば「疲れた」は教科書では “I’m tired.” と習いますが、ネイティブは状況に応じてこう言うこともあります:
- I’m beat.
- I’m exhausted.
- I’m drained.
これらの表現を知らないと、聞き取れないだけでなく、自分の言いたいことも伝わりにくくなります。
英語圏の文化やニュアンスを理解できる
「No worries.」「Sounds good.」「I’m down for that.」など、単語自体は簡単でも、文化的背景やニュアンスを知らなければ意味が取れない表現が多くあります。ネイティブ表現を学ぶことは、英語圏の文化を理解することにもつながります。
ネイティブがよく使う便利フレーズ20選
フレーズ | 意味・使い方 |
---|---|
What’s up? | 最近どう?(カジュアルな挨拶) |
No worries. | 気にしないで、大丈夫だよ |
I’m all ears. | ちゃんと聞いてるよ |
That’s nuts! | それはすごい!(驚き) |
You nailed it. | 完璧にやったね! |
It’s up to you. | 君に任せるよ |
I’m in. | 賛成、乗った! |
You bet. | もちろん!/その通り! |
I screwed up. | やらかした、ミスした |
Chill out. | 落ち着いて |
Give me a sec. | ちょっと待って |
I’m starving. | めっちゃお腹すいた |
No big deal. | 大したことないよ |
Hit the books. | 勉強する(スラング) |
Let’s catch up. | 久しぶりに会おうよ/話そう |
That’s legit. | 本物だね/すごい! |
Take it easy. | 無理しないで、じゃあね |
Way to go! | よくやったね! |
I’m down. | やる気ある/参加したい |
Sounds good. | いいね、そうしよう |
ネイティブ表現を学べるおすすめ教材5選
Netflixのドラマ & 字幕機能
特徴:実際の会話スピードと表現をそのまま聞ける
おすすめ作品:
- Friends(初心者向け)
- The Office(日常&ビジネス)
- Stranger Things(若者言葉も学べる)
活用ポイント:英語字幕をオンにしてセリフを確認。気になるフレーズはメモ&シャドーイング。
YouGlish(無料ウェブサイト)
特徴:単語やフレーズを検索すると、実際のネイティブの発音をYouTube動画で聞ける
メリット:リアルな使用例を大量に聞ける
使い方:例:「on the same page」を検索 → 動画で確認&リスニング練習
English Grammar in Use(Cambridge出版)
特徴:文法もカバーしつつ、自然な表現も収録されている
おすすめレベル:初中級〜中上級
ポイント:ネイティブにとって自然な文の作り方を学べる。解説もすべて英語。
オンライン英会話(DMM英会話)
特徴:毎日25分から話せる。ネイティブ講師も多数在籍
メリット:実際に表現を使って会話できるため、記憶に残りやすい
教材例:「Daily News」「Idioms and Phrases」などネイティブ表現に特化したコースもあり
アプリ「Real English Phrases」
特徴:シーン別の自然なフレーズを音声付きで学べる
メリット:スキマ時間に使えて便利。発音練習にも◎
対象レベル:初級〜中級者向け
ネイティブ表現を覚えるための勉強法
毎日1フレーズ覚える
一気にたくさん覚えようとせず、1日1フレーズを習慣化しましょう。
例)朝起きたら “Rise and shine!” を口にするなど。
シャドーイングで口を慣らす
聞こえた音声をそのまま繰り返す練習。イントネーションやリズムを真似することで、ネイティブっぽい発音が身につきます。
自分の英作文に取り入れてみる
英日→日英の練習時に、ネイティブ表現を意識的に使ってみましょう。
例:「今日は忙しかった」→ “I had a hectic day.”
まとめ:ネイティブ表現は「知っている」より「使える」ことが大切
ネイティブが日常的に使う表現は、私たちが学校で習ってきた英語とは違う側面が多くあります。
だからこそ、それを知り、使えるようになることで英語力が飛躍的にアップします。
以下のステップを意識して、学習に取り入れましょう:
- 自然なフレーズを知る
- 実際に口に出して練習する
- 実践の中で使ってみる
この記事で紹介した教材や学習法を活用して、あなたの英語を「通じる英語」から「伝わる英語」へと進化させてください!
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