【普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門】日本人のFIREの仕方 まとめ 感想

お金の勉強
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今回は、「日本版FIRE」のまとめ、解説をしていきます。

これもなかなか面白い本でした! 

「FIREをしたら楽だよな~」と甘い考えをしている私に具体的に数字、現実を見せてくれる内容でした。

FIRE movementはアメリカ発祥でFIRE本は基本的にアメリカの制度に基づいて書かれていました。しかし今回は「日本でFIRE」することに焦点を当てています。

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3つのことを徹底せよ!

著者の山崎さんは以下の3つのことを徹底して行うことを推奨しています。

①「年収をもっと増やす」

②「無駄な支出を減らす」

③「できるだけ高利回りで増やす」

①「年収をもっと増やす」

本気でFIREをするなら、たくさんのお金を投資に回す必要があります。

また働く期間も必然的に短くなるため短期で稼ぐ必要があります。

「稼ぎ」×「時間」=投資資金

働き甲斐よりも年収を優先する覚悟が求められます

同じ時間を働いても多く稼ぐ方法を考える

これは転職や資格の取得にあたります。

今の会社で昇給する可能性があれば続ければいいし、もし30歳までにキャリアを構築できないなら辞めるくらいの覚悟が必要です。

FIREにとって最大の敵は「時間」です。

「能力があるのに評価されない」=「能力の無駄遣い」です。

私たちが元気に働くことができる時間は限られています。

何年も無駄にできないので「働きがい搾取」からは逃げるようにしましょう。

これだけ見ていてもFIREすることは甘くないことが分かります。

感情ではなく「やるべきことを遂行」する感じですね。

②無駄な支出を減らす

これはシンプルに節約です。

FIREを目指すならハイペースでの貯蓄が必要です。

ただしQOL(生活の質)を下げずに行うことが大切です。

サブスクを削る

何個もサブスクを登録している人は見なおす必要があります。

本当に必要なのはどれなのか?かぶっているサービスはないのかなどです。

年収が上がっても生活レベルを上げない

月10万で生活していた人が年収アップを機に月15万円で生活することにしたら何も変わりません。

「常にお金に困った状態」から抜けることはできません。

年収アップで浮いたお金は投資に回しましょう。

1度上がった生活レベルを落とすのは大変です。

芸能人でも有吉さんや春日さんは生活レベルを変えていないことで有名です。

是非参考にしてみてください。

より安いものを買う

必ずお金がかかるのは服や食費です。

食費に関して山崎さんはスマホのメモ機能を使うことをお勧めしています。

コーヒー スーパー高橋 110円 

ポテチ スーパー藤崎 98円 

こんな感じでメモをしておくと比較することができます。

私も実践してます! かなりいいです。

被服はUNIQLO、GU、ワークマンなど安いところで買うことで費用を抑えることができます。

これらの店もトレンドを押さえているので十分だと思います!

節約の効果は一生もの

最初の数か月で節約を行うことは何年後の生活にも大きな影響を及ぼします。

FIRE後も贅沢な暮らしはできません。この習慣をつけておくと賢く欲と付き合って生きていくことができると思います。

本多静六さんの25%貯金

東大教授、林業の専門家である本多静六さんは「財テクの神」としても知られていました。

彼が行っていたのは給料の25%を天引きし残りのお金で生活をするというものです。

そしてある程度貯まったら投資に回し、富を築きました。

彼は「経済的な心配がなくなると仕事が楽しい」という言葉も残しています。

しかし25%貯金はかなり大変です。ある程度の年収がないと実行することは難しいと思います。

③「できるだけ高利回りで増やす」

まず前提として危険な投資は行いません。

不動産、FXは不要だとこの本では言っています。

山崎さんはバランス型インデックスファンドを推奨していて、金融危機などで下がったら追加購入をするように言っています。

また、NISAやiDeCoの制度も使うことが有利であると言っています。

現金と投資

すべてを投資してしまうリスクが大きいです。

現金は元本割れを起こさないため自分が使う分は残しておく必要があります。

FIREするうえで注意すること

住宅購入を検討

公的年金には「住宅手当」が含まれていません。なので若いうちに住宅を購入し、控除を利用しながら返済を終えるとFIRE後の家賃を抑えることができます。

厚生年金が下がる

仕事を早期退職すると厚生年金受給額が下がります。

なので公的年金と配当金で十分に生活できるお金を準備する必要がでてきます。

FIREしたら何をしたいか

早期リタイアしたら何をしたいか?を決めていくことがいいようです。

「旅に出る」などは終わりがあるためロスを引き起こしてしまう可能性があります。

なので長い時間を通して継続できる趣味や、少しずつ極めていけるものがあると充実した1日を過ごす助けになります!

年金をもらうタイミング

年金は65歳で満額受給されます。

60歳では24%減額、70歳では42%増額、75歳では84%増額になります。

支給される額は生涯変わらないので、ぎりぎりまで伸ばせると多く貰うことができます!

完全FIREが無理なら、、、、

山崎さんは「プチFIRE」をお勧めしています。

それは退職年齢の5年前にFIREすることです。

プチFIREだと必要な額は下がり達成のハードルが下がります。

「たった5年か~」と思うかもしれませんが、5年あれば結構色々なことができます。

まずは40代→50代→50代半ば→プチFIRE

のように無理せずにFIREの目標を下げていきましょう。

FIRE中に資産が無くなることはが危険です。

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まとめ

FIREは理想の生活ですが、堅実に行ってFIRE後も贅沢な生活ができないことを改めて知りました。

しかし、FIREは自由な時間を買うことだと私は思っています。

私はFIREをしてブログを書きながら大好きな本を読んで暮らしたいです。笑

周囲の雑音に負けず、FIREチャレンジ頑張りましょう!

最後まで読んでくれてありがとうございます!!

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