『失敗図鑑』大野正人さん

読書
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個人的な話ですが、今回から電子書籍リーダーのKindle Paper whiteで読書をしています。タブレットと違って、かなり読みやすいです。目に優しい作りになっているようです。

今度、kindle paper whiteについての記事も書いていきたいと思いますのでお楽しみに!

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『失敗図鑑』はどんな本?

 この本では、偉人たちの失敗がまとまっています。成功している偉人たちの功績には失敗があるのは知ってましたが、ここまで具体的に一冊にまとまっているので、かなり勉強になりました。

な、なんと24個も失敗例があります! 学べるものがたくさんありそうですね。

私の学び① 共通点

共通しているのは、失敗しても折れない

自分で会社を作ったスティーブ・ジョブズも留学先で精神が病んでしまった夏目漱石も、そこではおわりません。

ジョブズは新たに会社を作り、Appleを買収し、漱石は帰国後、小説家として大成しました。

私の学び② 変わっている人が多い

そして、何か新しいものを作る人は『変人』と言われる人が多いと言うことです。笑

画家のダリのエピソードも面白いです。自らの講演会を行う際に潜水服を着て登場しました。笑

そして、酸素が足りなくなり死にかけたそうです。変人ですよね。笑

ベーブ・ルースは野球で有名な人です。彼の経歴も面白いです。家庭環境が良くなかったせいもあり、7歳から飲酒、喫煙をするなど、かなりの不良性があったようです。

彼をどうしようもできなくなった親はセント・メアリー校という更生を目的とした学校にルースを送ります。彼はここで7歳から19歳の12年間を過ごします。

ここでベーブは野球に出会います。 ある神父がベーブに野球を教えました。

彼の場合は、この12年間で新聞やテレビを見ず、情報がなく大人なのに子供のような態度をしていたことが失敗と取り上げれれています。

天才として知られているアインシュタインですが、昔はそうではありませんでした。学校での成績は数学以外全然だめで、教師からも周りからも馬鹿だと思われていました。しかし、数学だけはずば抜けてよかった。

ここから学べる教訓は、一つでも「得意なこと」があれば、それで功績を残すことはできるということです。

学校で教えてもらうことだけをやっていれば良いというわけではありません。

学校の仕組みでは「才能を開花」させることは、かなり難しいと思います。

ケンタッキー・フライド・チキンのエピソード

ケンタッキーフライドチキンといえばカーネルサンダースさんです。

彼は子供の頃から働いていて、職を転々としていました。

その職種は幅広く、鉄道会社や弁護士など多岐にわたります。

ガソリンスタンドで働いているときに、近くにレストランがないことに気づいて、得意の料理を生かしてガソリンスタンドでフライドチキンを売ったそうです。

これがケンタッキーの始まりで、ケンタッキーはガソリンスタンドがあった場所の名前からとっているようです。 

何度も職を転々としながらの経験があったからこその成功だと感じます。

「成功者と言われる人たちは転んだあと、必ず立ち上がって何かアクションを起こし続ける。」ここに心を打たれますね。

まとめ

スティーブ・ジョブズ、アインシュタイン、ウォルトディズニーなど皆さんが知っている人たちのエピソードが詰まった一冊です。

もちろん、二宮金次郎、野口英世など日本人の失敗談もあります。 

文体も子ども向けなので小学生でも読めると思います!

20以上の偉人の失敗談が載っている本はレアだと思います。

その後の子ども達に向けた筆者のメッセージもなかなか良いです。ぜひ読んでみてください👍

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